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課題解決コラム

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事例 No.237
トイレまでの移動手段に選択肢を

「排泄は自宅のトイレで行いたい」という利用者様の希望に沿えるよう、複数の福祉用具を選定したケースについてご紹介いたします。
ご相談を受けた利用者様は、病気の影響で歩行が困難になっていました。
ケアマネジャーからは介護ベッドのレンタルとポータブルトイレの購入で依頼を受けたのですが、利用者様とご家族はできる限り自宅のトイレで排泄することを希望されていました。
ご要望にお応えするために、利用者様のその日の体調に合わせて移動方法を変えれるよう、複数のシチュエーションを想定して商品を選定しました。

選定した福祉用具

  • 選定した福祉用具は手すりと車いすです。

    バディーC クロスバー

    寝室からトイレまで移動する際にできるだけ持つ所がある状態にしたかったので、ご家族様も通る場所には移動時に邪魔にならないように跳ね上げることができる手すりを選定しました。トイレ内においても安全に移動や立ち座り動作ができるよう突っ張り型手すりを設置しました。

    ウルトラシリーズ モジュールタイプ 介助用

    体調が良くない時の移動手段として、車いすを使用することにしました。
    トイレまでの移動だけでなくリビングまでの移動や団欒に使用することも
    想定し、背張り調整や座幅調整ができる商品を選定しました。

お客様の声

  • 納品してから1ヶ月ほどで引き取ることになりましたが、利用者様は最後まで自宅トイレで排泄することができたそうです。
    ご家族からも「本人の希望通りにしてあげることができて良かったです。」とのお言葉をいただけました。

この記事を書いた営業所員

北 一雄

福祉用具専門相談員、福祉住環境コーディネーター2級、福祉用具選定、福祉用具プランナー

株式会社ヤマシタ 和歌山営業所

電話:073-461-7373 FAX:073-461-7374

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