課題解決コラム
事例 No.145
移動・椅子からの立ち上がりが一つの補助杖で
今回は、家の中の歩行・立ち上がり時の支えとして、歩行補助つえをご提案した事例をご紹介します。
変形性腰痛症の影響で腰が曲がってしまい、歩行や立ち座りが不安定になっている方からのご相談でした。
当初は手すりの設置でお話をしていましたが、家の中のよく移動する場所・いつも使っている椅子にはスペースの問題で手すりを置くことができませんでした。家の中を転倒なく歩きたい、立ち座りを安全安楽に行いたいというお気持ちに寄り添い、移動・立ち座り時に使えるサイドウォーカーという商品を提案させていただきました。
選定した福祉用具
-
選定した福祉用具は歩行補助つえです。
サイドウォーカー
立ち上がりの支持や歩行バランスを保つことができ、屋内を安全に移動したり、立ち上がり時の支えとして使うことができる歩行補助つえです。
腰が曲がってしまうと、頭が前に出て重心のバランスを取ることが難しくなります。杖のベースが広いものを使うことで、より安全に歩行することができます。
また、手すりの設置が難しい場所でも立ち上がりの補助としてもお使いいただけます。
お客様の声
-
元々は狭いベースの四点杖を使用されていましたが、こちらの商品を使うようになってからは「今までより安心して家の中を移動できるようになった」とお喜びの声をいただきました。
この記事を書いた営業所員
稲葉 奈緒
福祉用具専門相談員、福祉住環境コーディネーター2級
株式会社ヤマシタ 西京営業所
電話:075-381-1021 FAX:050-3156-3523