課題解決コラム
事例 No.238
トイレに行くことができない、でもおむつは抵抗が…
排泄動作が自力でできないことは、どんな方にとってもストレスになります。
ご相談を受けた利用者様は脳腫瘍の影響で下肢に麻痺が残ってしまい、長い距離を歩くとふらつきによる転倒のリスクが高い方でした。
寝室で過ごす時間が長く、トイレまで移動する際に転倒したりそのまま失禁してしまうのがとても辛い状況。
ご家族からはおむつの利用を勧められていましたがご本人はどうしても抵抗感があるため、自分で排泄できるようにポータブルトイレを提案させていただきました。
選定した福祉用具
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選定した福祉用具はポータブルトイレです。
家具調トイレ セレクトR はねあげ ソフト便座
ポータブルトイレの中でも、家具調で室内に置いても気にならないデザインの商品を提案させていただきました。
ひじ掛けが跳ね上げられ、ベッドからトイレへの乗り移りが簡単にできるタイプを選定いたしました。
お客様の声
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昼夜問わずトイレに行くのが怖くなってしまっていたご利用者様、その介助に負担を感じているご家族。
ポータブルトイレを利用することで皆様の悩みを解消することができました。
ご利用者様からも「おむつへの抵抗が本当に強かった。見た目も気に入っている、紹介してくれてありがとう。」とお言葉をいただき、私としても嬉しい体験となりました。
この記事を書いた営業所員
矢内 克英
福祉用具専門相談員、福祉用具住環境コーディネーター2級、福祉用具選定士
株式会社ヤマシタ 埼玉営業所
電話:048-650-0601 FAX:048-650-0602