課題解決コラム
事例 No.197
家族みんなと同じ部屋で過ごしたい
今回は自宅の寝室以外でもゆったりと休める車いすを紹介します。
ご利用者様は、体を起こしている時間が長くなると血圧が下がってしまうため、ベッドで横になって過ごす時間が長くなっていました。
ヒアリングしたところ、食事の時間は家族と一緒に過ごしたい、時代劇が好きで家族と一緒に大きなテレビで見たい、というご希望がありました。
そこで、ベッド以外でも体を休ませることができる車いすを提案いたしました。
選定した福祉用具
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選定した福祉用具はフルリクライニング車いすです。
フルリクライニング車椅子 RJ-370
背中を倒し脚を持ち上げる機能があるため、ベッドで寝ている状態に近い姿勢にできます。
背中を倒すときに脚を支える部分が伸びる動きをするため、姿勢を変更するときの利用者への負担も少ないです。
臀部を支える座面にゲルクッションを採用しているため、体圧分散効果もあります。
お客様の声
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今までのように家族みんなが集まる部屋で食事をしたり、時代劇を視聴したりすることができ、満足しているとのことでした。
ご家族からも、「車いすでリビングに来ると、孫たちとよく会話している。こんな車いすがあるなんて知らなかった。借りて良かった。」とお声をいただきました。
この記事を書いた営業所員
祖泉 充洋
福祉用具専門相談員、福祉住環境コーディネーター2級、福祉用具選定士、福祉用具プランナー
株式会社ヤマシタ 富山営業所
電話:076-492-6401 FAX:076-492-6402