課題解決コラム
事例 No.358
起き上がり動作の負担を減らして一日の始まりをハッピーに!
ベッドサイドに手すりを設置した事例をご紹介します。
ご相談いただいた利用者様は、もともとは近所にご友人が多く、敬老館等にもよく顔を出す活発な性格でした。
しかし、腰椎圧迫骨折による腰の痛みから、最近は家から出ずにベッド上でテレビを見る生活が続いてしまっていました。
その様子を見かねて、近くに住んでいる娘様がケアマネージャーに相談。特にベッドからの起き上がりの際に身体負担が大きく、「朝起きるのにすごく時間がかかってうんざりしちゃう。」とのことで、少しでも楽に起き上がれるように本人・娘様・ケアマネージャーさんと一緒に解決策を検討しました。
選定した福祉用具
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選定した福祉用具は手すりです。
ルーツ サイドタイプ
起き上がりや立ち上がりを補助する床置き型の手すりです。
重量と大きさのあるベースにより、手すりを握った時の安定感があります。手すりの握る部分も4段あり、利用者様の掴まりやすい位置で掴まることができます。
手すりの角が蓄光グリップになっており、夜間にお手洗いなど行かれた際も安心してベッドまで戻ることができます。
お客様の声
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納品後初回半年点検の際には「手すりを置いてもらってから、ベッドから起き上がるのがすごく楽になった!朝起きるのが億劫でなくなって、最近また地域の敬老館に顔を出せるようになったの!」と笑顔でお話ししてくださいました。
この記事を書いた営業所員
七尾 凌佑
福祉用具専門相談員、福祉用具プランナー
株式会社ヤマシタ 江東営業所
電話:03-6660-2601 FAX:03-6660-2605