課題解決コラム
事例 No.207
介護用品に強い拒否のある方への提案
介護用品に強い拒否のある方へ、手すりを導入した事例です。
ご利用者様は転倒を繰り返しておられましたが、介護用品に対して強い拒否感がありなかなか納品に至らず、奥様もケアマネージャーもとても心配していらっしゃいました。
ご利用者様は主治医のお話はよく聞くそうなので、主治医の話し方のポイントを掴み、落ち着いた声のトーンでゆっくり話すことを意識したところ、抵抗されることもなく無事に納品に繋がりました。
選定した福祉用具
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選定した介護用品は手すりです。
洋式トイレ用スライド手すり
普段の立ち座り動作を見せていただき、便器からの立ち座り時に安定して身体を支えられる機種を選定しました。
この手すりは少し前に伸び、先端が握りやすいです。 -
バディーC
トイレの扉の開閉時にバランスを崩しやすいので、開閉の邪魔にならずしっかり掴める手すりを選定しました。
暫くご利用して永続的に必要であれば、住宅改修工事も検討することになっています。
お客様の声
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奥様とケアマネージャーからは、「今回手すりを納品していただき、とても安心しました」と感謝のお言葉がありました。
ご利用者様にあわせた対応を考え、それが安全な生活の提供に繋がったことに、やりがいを感じた案件でした。
この記事を書いた営業所員
桐原 祐貴
福祉用具専門相談員
株式会社ヤマシタ 横浜旭営業所
電話:045-391-6510 FAX:050-3153-0371