課題解決コラム
事例 No.228
トイレの手すり一本で動作が改善
今回はトイレ手すりの導入事例について紹介いたします。
ご相談をいただいたのは、ご利用者様の奥様からでした。
ご利用者様はパーキンソン病を患っており、ご自身では身の回りのことをできると認識されていたものの、近頃はトイレのドアを開ける際にバランスを崩し転倒されたり、立ち座り動作も困難になっておりました。
次第に体の傾きを立て直すのが難しくなり、日によっては座っている時にも姿勢をまっすぐに保つことができなくなってきました。
そこで転倒しない環境づくりのために、トイレ内に突っ張り手すりを提案させて頂きました。
選定した福祉用具
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選定した商品は突っ張り手すりです。
バディーC
立ち座り動作や立位保持に適した手すりで、トイレ内の狭い空間でも設置することが可能です。
様々なオプションパーツがあるため、身長や掴む力の強さにあわせて組み合わせることができます。
お客様の声
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後日、奥様から「使い勝手が本当に良いし場所もとらなくて助かる。以前は転倒しないために付き添ったり見守ったりしていたが、その心配がなくなった。」と喜びの声をいただきました。
ご利用者様は元々、福祉用具は必要ないと消極的でしたが、実際に使ってみると「導入してよかった。」とご評価いただきました。
この記事を書いた営業所員
飯沼 育生
福祉用具専門相談員、福祉住環境コーディネーター2級
株式会社ヤマシタ 世田谷等々力営業所
電話:03-5752-1072 FAX:03-5752-1075