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課題解決コラム

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事例 No.131
車いすのまま、屋内から屋外へ安全に移動したい

今回は安全に屋内から屋外へ移動するために導入した福祉用具の事例を紹介させていただきます。
ご相談を受けたご利用者様は、外出時は独歩で玄関を出てから自走式車いすで移動をしていました。しかし、下肢筋力が著しく低下してからは歩行が困難になり、ベッドから車いすで移動しなければならない状態になりました。
玄関扉と門扉の2段階の段差があり、ご家族様の負担を軽減するためにも安全に出入りできる環境整備を行いました。

選定した福祉用具

  • 選定した福祉用具は、ヤマシタオリジナルの高機能車いすと伸縮タイプのスロープです。

    ヤマシタオリジナル車いす 優輪 介助

    外出する際はベッドから車いすをご利用されるため、屋内でも移動しやすい介助式車いすに機種変更の提案をしました。
    選定したヤマシタオリジナルの優輪介助式は、肘置きを跳ね上げたり足置きも取り外すことができるため、より安全にベッドから車いすへ移乗いただくことが可能です。タイヤもノーパンクなので安心してご利用いただけます。3Dバックサポートといい、調整不要で快適に座っていただける構造になっているため、デイサービス等長時間車いすをご利用する場合も安心です。

    ESKスライドスロープ 3mタイプ/2本組

    玄関扉と門扉の2段階の段差があり、可搬式の折りたたみスロープ(1枚タイプ)では扉枠にスロープが干渉してしまう環境でしたので、2枚組伸縮タイプのスロープを選定しました。
    自走式車いすからタイヤの小さい介助式車いすに変更したこともあり、無事に扉枠に干渉せずに、安全にベッドから玄関の上がり框、屋外へ移動する環境を整えることができました。

お客様の声

  • 後日ご利用者様が「車いすの座り心地が良くなった。」と嬉しそうに話してくださいました。
    ご家族様からは、「ベッドから屋外への移動で段差があったので、車いすのまま出入りできるか不安でしたが、スロープのおかげで負担が軽減して助かりました。安全な在宅生活を続けることができて嬉しいです。」とのお声をいただきました。私も大変嬉しく、仕事のやりがいを改めて感じました。

この記事を書いた営業所員

眞田 大輝

福祉用具専門相談員

株式会社ヤマシタ 東住吉営業所

電話:06-6713-7036 FAX:06-6713-7035

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