課題解決コラム
事例 No.354
大好きなデイサービスに通い続けたい!
週1回のデイサービスを楽しみに通われていたご利用者様。
しかし最近膝の痛みが出てきて、躓きがちになりました。また玄関に約25cmの上がり框、外玄関には3段の段差があり、昇降動作時に転倒する恐怖心からデイサービスをお休みする回数も増え、家に閉じこもりがちになってしまいました。
それにより、運動の機会が減り筋力の低下がみられてきたため、安全に外出できる環境の整備が必要とケアマネージャーさんからご相談がありました。
そこでご本人・娘様・ケアマネージャーさんと一緒に、安心して屋外を移動できる福祉用具について検討しました。
選定した福祉用具
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選定した福祉用具は手すりです。
バディーC
玄関はご家族様も利用するため、限られたスペースに設置できる突っ張りタイプの手すりを選定しました。階段側からも掴めるように、U字型のオプション手すりを組み合わせました。
今まで掴まる箇所が無かったため、上がり框の昇降動作時にバランスを崩す恐れがありましたが、手すりを利用することにより安全に昇降することができます。 -
歩行サポート手すり スムーディ ステップ
外玄関の段差には置き型手すりを選定しました。
以前は壁伝いで移動されていましたが、手すりを掴んで段差昇降を行うことで転倒やふらつきを防止することができます。
お客様の声
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「玄関で転ぶのが怖くてデイサービスをお休みしていたけど、手すりがあると安心して外に出ることができる。デイサービスのお友だちとも久しぶりにおしゃべりできて嬉しかった。これからはデイサービス以外でも外に出かけたい!」と、今後の前向きな気持ちもお話されていました。
この記事を書いた営業所員
唐沢 せら
福祉用具専門相談員、社会福祉士
株式会社ヤマシタ 横浜港北営業所
電話:045-476-3054 FAX:050-3153-1344