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課題解決コラム

課題解決コラム

事例 No.277
寝たきり生活からの回復

精神的鬱状態に起因して食欲不振になり、家に閉じこもり気味の生活を送っていたご利用者様。
歩行が不安定なことから転倒への恐怖心が強く、日中も寝て過ごす時間が長くなっていました。
以前は毎日近所を散歩したりと活動的でしたが、今は外出は月に一回の通院程度で、食事もベッド上で済ますなどの生活を続けていたことにより、ますます下肢筋力の低下を招く悪循環に陥ってしまいました。
「このままではどんどん筋力が低下していく。ドクターからも「せめて食事は食卓でとる、1日3~4回トイレに行き来するだけでも日常生活がリハビリになるので、こうした動作が行える環境を整備しては?」と言われている。だから居室内を安全に移動できる手段を一緒に考えてほしい。」とケアマネージャーさんを通してご相談がありました。
そこでご本人様・奥様・ケアマネージャーさんと一緒に、安心して居室内を移動できる環境整備について検討しました。

選定した福祉用具

  • 選定した福祉用具は、ベッド~トイレ間の安全な動線確保のための手すりです。

    ルーツ ロングタイプ

    いわゆる廃用症候群につき著しく下肢筋力が低下しており、手掛かりになる物が無いと転倒してしまうという歩行状態でした。
    ベッドからトイレまで移動するため、ベッドから一歩歩き出した先に1台設置しておくことでドア付近まで伝い歩きでき、廊下にも2台設置し歩行の手掛かりにできるようにしました。
    手すりが設置できない場所は住宅改修で横手すりを設置し、伝い歩きできる箇所が途切れないようにしました。

お客様の声

  • 何事にも諦めが先に来て消極的になっていたご本人様でしたが、一連の環境整備により安心して居室内を移動できるようになり、「お陰様で自分の足で食卓について食事がとれるし、洗面所やトイレへの行き来も転倒すること無く、一日何回も往復できているよ!」と、導入後の状況を満面の笑みでお話してくれました。
    導入から半年後の定期モニタリングの時だったのですが、この半年間転倒することは無かったとのこと。
    身体的ADLも概ね維持されていることが確認できました。

この記事を書いた営業所員

梅谷 学

福祉用具専門相談員、福祉用具選定士、福祉用具プランナー、福祉住環境コーディネーター2級

株式会社ヤマシタ 江戸川営業所

電話:03-5612-5073 FAX:03-5612-5074

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