課題解決コラム
事例 No.73
食事をテーブルまで安全にスムーズに運べる歩行器
今回は、ALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断された屋内外自力歩行可能の方が、日中一人でも安全に生活できるように導入した福祉用具をご紹介いたします。
ご利用者様は杖で歩行されていましたが、ALSの進行により物を握ることが難しくなってきていたり、歩行が不安定になっておりました。
日中は旦那様が仕事に出かけているため、一人での生活をサポートすることが必要で、自宅内での移動ということからもコンパクトな歩行補助用具を検討しました。
選定した福祉用具
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今回選定した福祉用具は室内用の歩行器です。
テイコブリトルホーム
幅47㎝、奥行き58㎝のコンパクトな歩行器です。
かごやトレーを乗せることができ、荷物を運ぶことや食事の配膳にとても便利です。歩行器を利用することで支持基底面が広がり、歩行が不安定な方も安定した歩行を行うことができます。
お客様の声
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「狭い自宅内でも歩行器を利用することで歩行が安定し、安全に移動できるようになりました。歩行器におぼんを取り付けることにより、食事をテーブルまでスムーズに運ぶことができます。」とお聞きし、私も大変嬉しかったです。
この記事を書いた営業所員
山本 真希帆
福祉用具専門相談員
株式会社ヤマシタ 高松営業所
電話:087-802-0330 FAX:087-802-0331