課題解決コラム
事例 No.157
2階で今まで通り生活したい
要支援2のご利用者様は、2階建の住居で生活されていました。
居室やトイレ、浴室等の主な生活スペースは2階にあり、外出するには14段の階段を昇降する必要がありました。
腰痛・膝痛があり当初は手すりに掴まり階段昇降できていましたが、筋力低下の進行や痛みの増強により階段昇降が難しくなってしまいました。
これまで通り2階で生活したいとご本人様がご希望でしたので、ご家族やケアマネジャーと相談の上、階段昇降機を導入しました。
選定した福祉用具
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選定した福祉用具は階段昇降機と手すりです。
タスカル アルーラ 曲線階段用
階段の形状に合った昇降機を設置しました。
未使用時には座面等を折り畳んでコンパクトに収納できます。 -
バディーC クロスバー付き
階段を下りたあと、玄関扉までの動線に伝い歩きができるよう手すりを設置しました。
お客様の声
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導入後、外出意欲・機会が大幅に増加し、ご利用者様からも「チャイムが鳴って自分で玄関まで行ける。娘と出掛けることもできる。」との感想をいただきました。お気持ちの面でも変化が見られ、私も大変うれしかったです。
この記事を書いた営業所員
近藤 大輔
福祉用具専門相談員、福祉用具プランナー
株式会社ヤマシタ 長野営業所
電話:026-286-6166 FAX:026-286-6167