課題解決コラム
事例 No.84
大切な家族写真を残したい
奥様と二人暮らしでの介護生活のなか、お医者様にもってあと数週間だろうと余命宣告を受けたご利用者様。
遠方からご家族も駆けつけ、『最後に全員揃った家族写真を撮りたい』とご本人様が思いを伝えてくださいました。
しかしご本人様は寝たきりのため、写真館までの長距離移動は難しい状況。
自宅にカメラマンを呼んで写真が撮れるよう、短時間でも安全に座位を保てる方法をケアマネジャーさんやご家族と相談し、車いすを選定いたしました。
選定した福祉用具
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選定した福祉用具はリクライニング車いすです。
ティルト・リクライニング車いす くるーん
長時間座位をとるのは困難ということで、頭部をクッションで支えて安楽に姿勢保持ができるリクライニング車いすを選定しました。
お客様の声
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ご逝去後になってしまいましたが、訪問した際に現像した家族写真を見せていただきました。
奥様が涙ながらに『最後に家族で思い出ができてよかった。お父さんはもういないけど宝物ができた。』とお話してくださいました。
この記事を書いた営業所員
渡邊 夏海
福祉用具専門相談員、福祉住環境コーディネーター2 級、福祉用具選定士
株式会社ヤマシタ 藤沢営業所
電話:0466-50-1133 FAX:0466-50-1134