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課題解決コラム

課題解決コラム

事例 No.244
腰痛持ちでも、自宅で母の介護をしたい

ご相談をいただいた娘様は腰痛がひどく、お母様の退院にあたって在宅での介護、特にベッドから車いすへの乗り移りの介助の負担について不安を持たれていました。
大事なお母様の介護をなんとか自宅で行いたいとのことで、その希望に沿えるようベッド・車いすに加え移乗負担を軽減できるリフトを導入しました。

選定した福祉用具

  • 選定した福祉用具はベッド・車いす・リフトです。

    介護リフト つるべーBセット

    介助・移乗スペースが広く確保できるよう、ベッド固定型タイプのリフトを選定しました。
    同居されているお孫様(小学生)に利用者役になってもらい、何度もベッド・車いす間をリフト移乗する練習を行い、移乗作業の不安感を取り除けるように努めました。

    スリング パオ フル

    リフトとセットで使うスリングシートは、操作する娘様が少しでも装着を楽に行えるよう、ベッドのシーツ交換の要領で装着ができるシンプルなシートタイプを選定しました。
    利用者であるお母様は自力で頭を支えることはできるものの、リフト移乗時の不安や負担を少しでも軽減できるよう、フルサイズを選定しました。

    楽匠プラス Hタイプ 3モーション

    ベッドはリフトでの車いす移乗の際に、リフトで吊られる姿勢により近づける背上げ姿勢がとれるよう、ラクリアモーション機能のついた3モータータイプを選定しました。

    レボ

    車いすは、座高、背もたれ高さ・角度、ひじ掛け高・長さ、足台高さ・角度、後輪軸、背もたれ高さなど、寝たきりでもその方に合った姿勢を保てるよう、各部調整が可能なモジュールタイプを選定しました。

お客様の声

  • 介助者である娘様からは、「練習のおかげで、リフトを使ってベッド・車いす間の移乗も問題なくできています。腰痛のこともあって、はじめは私に介護なんて無理と思ってましたが、こんな便利な道具があるとは知りませんでした。母も家族と過ごせていつも良い表情です。」とお話しいただけました。
    私もご利用者・ご家族にとって少しでもお役に立てたことを非常に嬉しく感じました。

この記事を書いた営業所員

西村 徳雄

福祉用具専門相談員、福祉用具プランナー、福祉住環境コーディネーター2級

株式会社ヤマシタ 豊橋営業所

電話:0532-57-6020 FAX:0532-57-6021

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