課題解決コラム
事例 No.71
室内の狭い場所でも小回りができる車いす
今回は、室内を快適に移動したいという希望を叶えるために選定した車いすについてご紹介させていただきます。
ご相談を受けた利用者様は自宅で転倒し頸椎損傷で入院していましたが、意欲的にリハビリに取り組み、退院後の身体状況は改善傾向にありました。
短距離の杖歩行ができるようになってからは、寝室からトイレの移動のみ車いすを利用していましたが、トイレが廊下に面していたため寝室からトイレの行き帰りで旋回をする必要があり、小回りできる車いすを必要としていました。
選定した福祉用具
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選定した福祉用具は6輪の車いすです。
スキット5
車いすはその場で回転できる6輪タイプです。狭い廊下の角でも簡単に切り返しができます。
お客様の声
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「寝室からトイレまでの移動がスムーズにできるようになった。」とお喜びの声をいただきました。退院当初は次転んだらどうしようとナーバスになられていましたが、スキット5を利用してできることが増え、表情も明るくなられたようで嬉しかったです。
この記事を書いた営業所員
山本 真希帆
福祉用具専門相談員
株式会社ヤマシタ 高松営業所
電話:087-802-0330 FAX:087-802-0331