課題解決コラム
事例 No.17
手すり1つでご家族の負担が軽減される
要介護の認定を受けられてご家族と同居されてる方からの事例を紹介させていただきます。
介護は主に息子様のお嫁様がされておりました。ご本人は下肢筋力が著しく低下しており、ベッドからの立ち上がりはお嫁様の介助がなければ困難な状況。
立ち上がりやすくするために、高さが変えられる介護ベッドをお勧めしておりましたが、長年愛用されていたご自身のベッドをどうしても使いたいという希望がございました。
ただ、ベッドの高さが低く、身体を支える物もない為、お一人での立ち上がりが困難。そのような理由からベッドから立ち上がりたい時はお嫁様を都度呼ばれておりました。
そこでご自身でベッドから立ち上がれることをご支援する為に、置き型手すりを設置致しました。
選定した福祉用具
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選定した福祉用具は置き型手すりのルーツサイドタイプです。
ルーツ サイドタイプ
布団やベッドからの立ち座り時に支えとして利用する手すりです。
今回のように高さの低いベッドや布団から立ち上がる際に掴まる事で動作を補助できます。置くだけで利用できるタイプである為、様々な場所に設置出来る事が強みです。
結果としてご本人がお一人で立ち上がれるようになり、お嫁様のご負担を軽減する事が出来ました。手すりを使ってご本人が立てた場面をお嫁様が見られた際、非常に喜ばれていた事が印象的でした。
多忙な時や深夜でもお声が掛かれば駆けつけていたようで、とても助かりましたとお言葉をいただきました。
お客様の声
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ご利用者様からは「自分で立ち上がれるようになって嬉しい。」、お嫁様も「負担が減り心身共に楽になった。借りる事が出来て本当に助かった。」とのお言葉をいただきました。
この記事を書いた営業所員
小野 卓真
福祉用具専門相談員、福祉住環境コーディネーター2級
株式会社ヤマシタ 京都南営業所
電話:075-605-0666 FAX:075-605-0688