課題解決コラム
事例 No.239
外出機会が減りすぎて心配
4年ほど前から電動カートを利用して移動し、お買い物を楽しまれていたご利用者様。
しかしあることがきっかけで利用頻度が激減し、結局電動カートを返却することに。
奥様は外出頻度が減ったことを気にされていました。
しばらくしていざ外出する際、玄関の26cmほどの段差を降りることができず框の段差に腰を下ろすと、今度は立ち上がるのに苦労して疲れ果ててしまいました。
これをきっかけに、ケアマネージャーさんを通してご相談をいただきました。
選定した福祉用具
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選定した福祉用具は手すりです。
あがりかまち用たちあっぷ 両手すり ステップ台付
踏み台を取り付けることができる手すりを選定しました。
両側の手すりで体をしっかりと支え、大きな段差を2分割することで段差昇降の負担軽減ができます。
特に付属の踏み台は、段差の高さに合わせて踏み台の高さも調整ができる商品となっています。
この商品は片手だけにして利用することも可能なため、ご利用者様の状態にあわせて使い分けられます。
お客様の声
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設置後に早速段差の昇り降りをしていただくと「こんなに楽なのか!」と驚きのご利用者様。
奥様からも「私が使ってしまいそう」とお話をいただきました。
しばらくしてから伺うと、運動不足に懲りて毎朝玄関から外に出て庭でラジオ体操をするようになったそうです。
「運動量は増えたが、手すりと踏み台は必要不可欠だよ!」と仰っていただけて嬉しい出来事でした。
この記事を書いた営業所員
横澤 雄
福祉用具専門相談員
株式会社ヤマシタ 埼玉営業所
電話:048-650-0601 FAX:048-650-0602