課題解決コラム
事例 No.52
車いすへの恐怖心を無くし、安心して室内を移動したい!
ご利用者様は元々歩行器を使用していましたが、ご病気の症状が進んでしまったことと自宅内で転倒したことにより歩行器での歩行が困難になり、息子様の介助のもと車いす移動をしておりました。
これまでは小回りが利きコンパクトな六輪車いすをご利用いただいておりましたが、敷居を乗り越える際に車いすを傾けると不安定になり、ご利用者様は転倒しそうな恐怖を感じているとのこと。
息子様も操作のしづらさを感じており、ご利用者様の恐怖心も無くしてあげたいと思っていらっしゃいました。
そこで、ご利用者様、息子様のご要望に応えられる車いすの選定を行いました。
選定した福祉用具
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選定した福祉用具は車いすです。
スキット2(介助式車いす)
サイズは六輪車いすと同じで、室内移動に適したコンパクトな車いすです。
六輪車いすとは違い、一般的な介助式車いすのためのハンドルとティッピングレバーを駆使し、車いすを大きく傾けることなく少し傾けるだけで敷居の乗り越えができます。
車いすの傾斜角度が小さくなることでご利用者様の恐怖心が無くなり、息子様の操作も安易になるため選定いたしました。
お客様の声
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後日ご利用者様より「機種を変えてから恐怖心が無くなり、安心して車いすに乗ることが出来ている。」、息子様からも「以前より介助がしやすくなり、本人も安心して車いすに乗ることが出来ているため助かった。」とお聞きし、大変嬉しく思いました。
この記事を書いた営業所員
藤原 祐貴
福祉用具専門相談員、福祉住環境コーディネーター2級
株式会社ヤマシタ 埼玉営業所
電話:048-650-0601 FAX:048-650-0602