課題解決コラム
事例 No.8
退院後も自宅で安心してトイレを利用したい
今回は、トイレの住環境整備のご相談をいただいた際にご提案した内容を紹介させていただきます。
ご相談を受けたご利用者さまは古い家屋にお一人でお住まいの方。
心不全で数ヶ月入院されたことにより足腰の力が弱くなってしまい、ご自宅の和式トイレの利用が大変になってしまいました。
退院後も自宅での生活を安心して続けていくために、トイレの環境整備をしたいとのご相談をいただきました。
選定した福祉用具
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福祉用具はサニタリエースを選定。加えて住宅改修で手すりを取り付けました。
サニタリエースSD<ソフト便座>据置式 ノーマルタイプ
和式トイレにかがむには足腰や膝が不安な方に。
和式便器に商品を置くだけで、和式トイレが洋式トイレに早変わりします。
段差のある和式便器、段差のない和式便器のどちらかにより、設置できる商品が異なってきますが、今回は段差のないトイレでのご相談であった為、据置式の同商品を選定させていただきました。 -
手すり(住宅改修)
和式トイレに設置したサニタリエースでの立ち座りの動作をお一人でより安心して行えるよう、住宅改修でトイレ内の壁に立ち座りの補助として利用できる手すりを取り付けました。
お客様の声
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後日お客様から「退院してきてからトイレが大変で生活していけるか不安だったけど、今は安心してトイレに行けるようになり、気持ちが少し明るくなりました。」とのお言葉をいただき、私も大変うれしかったです。
この記事を書いた営業所員
齎藤 靖
福祉用具専門相談員福祉、福祉住環境コーディネーター2級
株式会社ヤマシタ 沼津営業所
電話:055-924-2999 FAX:055-924-7091