課題解決コラム
事例 No.217
少し離れた行きつけのスーパー富士屋へ
今回はスーパーマーケットへ買い物へ行くために用意した福祉用具と使い方のポイントを紹介させていただきます。
初めにご相談を受けたのは利用者様の娘様からでした。
「独居の父がどうしてもスーパーまで自転車に乗って行ってしまい、いつか転倒して大けがするのではないかとヒヤヒヤしている。」というご相談でした。
徒歩や歩行器で行くには少し遠い距離でしたので、カートタイプの電動車いすを提案しました。
選定した福祉用具
-
選定した福祉用具は電動車いすです。
遊歩スマイルα
長距離の移動をサポートする屋外用の電動車いすです。
ハンドルを握ると発進、離すと停止する簡単操作です。
車やバイクとは違い、徒歩と同じくらいの速さ(最高速度:6km/h)で走るため、歩行者扱いとなり歩道を走行できます。
自転車と違い4輪で座面も広く、転倒のリスクを減少できることから選定しました。
スーパー内の移動用として杖も一緒に持っていきたいというご要望もあり、オプションの多点杖ホルダーを取り付けました。
お客様の声
-
ご家族様から「スーパー富士屋までの道のりを一緒に見守りながら試乗させていただき、とても安心して導入できました。
これで心配することなく買い物へ行ってもらえます。」と仰っていただきました。
ご本人も試乗の終わりには操作に慣れ、安定した走行ができていました。
この記事を書いた営業所員
三村 友茂香
福祉用具専門相談員、福祉住環境コーディネーター2級
株式会社ヤマシタ 静岡営業所
電話:054-202-1300 FAX:054-202-1301