課題解決コラム
事例 No.121
長時間の座位でも疲れを軽減する方法
ご利用者様は昔から活発に出かけており、身体に麻痺を負ってからも気力は衰えていませんでした。今でも歩行器を使って短距離を歩いたり、長距離では車いすを利用して出かけられていましたが、車いすに長時間座っていることに辛さを感じてきていました。
何とか外出先でも快適に過ごせるようにならないものかと、クッションや車いすを再検討することにしました。
選定した福祉用具
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選定した商品はティルトタイプの車いすです。
座王X 自走式
当初、クッションの選定相談から始まった依頼でしたが、改めてご本人の身体状況と希望を擦り合わせ、座角を調整し安楽な姿勢を作り、ご自身の意思で動く機会も確保できるものを選定しました。
疲れて身体が横にヨレる、骨盤が後傾しずれた座り方になってしまう部分も併せて改善が見込め、長時間の座位でも疲れを軽減し座ることができます。
お客様の声
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「外出先でもこれまでより楽に過ごせるようになった。車へ積み込めるか心配だったが、そこも確認してもらったので大丈夫だった。また困ったことがあったら相談にのってほしい。」と、喜んでいただけました。
この記事を書いた営業所員
前島 卓雄
福祉用具専門相談員、福祉住環境コーディネーター2級、福祉用具選定士、福祉用具プランナー、介護支援専門員、ヘルパー2級
株式会社ヤマシタ 市川営業所
電話:047-378-1269 FAX:050-3156-0910