課題解決コラム
事例 No.111
大好きな料理を段差のせいで嫌いになりたくない
家の増改築によって台所に20センチの段差ができてしまい、コンロ・シンクと冷蔵庫の行き来で毎回段差の上り下りがあるお宅に、手すりを導入した事例を紹介いたします。
ご利用者様は料理が好きな女性ですが、加齢に伴い段差の上り下りが大変になっていました。段差の上にある冷蔵庫になんとか摑まるなどして頑張っていましたが、料理を落としそうになり限界を感じ、ご相談いただきました。
当初は住宅改修も検討しましたが、生活スタイルに合わせて家具の配置も変えるため移動できないと不便とのことから、レンタルの手すりを設置しました。
選定した福祉用具
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選定した福祉用具は手すりです。
ステップバー框
置くだけで設置できるコンパクトな手すりです。数種類設置してみて、キッチンの広さに対して最適な大きさ・形状の商品を導入しました。
お客様の声
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納品ご確認の際に「今までは料理を持ったまま冷蔵庫に摑まって不安定に上り下りしていましたが、今では安全に上り下りができるようになりました。大好きな料理を安心してできて嬉しいです。」という言葉をいただきました。非常にやりがいを感じた案件でした。
この記事を書いた営業所員
三枝 智也
福祉用具専門相談員、福祉用具選定士、福祉住環境コーディネーター2級
株式会社ヤマシタ 足利営業所
電話:0284-44-7260 FAX:050-3153-0557