課題解決コラム
事例 No.171
夫婦で桜を見に行きたい
今回はご主人と一緒に桜を見に行きたいという希望を叶えるために選定した車いすについて紹介させていただきます。
3月末に退院されたご利用者様は、ご病気により麻痺が残りご自身で歩くことが難しい状態でした。
ご夫婦で一緒に桜を見に行きたいとご希望があり、奥様・ケアマネジャー・訪問リハビリの方と連携し、安全に安心して外出できるよう車いすとクッションを選定しました。
選定した福祉用具
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選定した福祉用具は車いすと車いすクッションです。
ウルトラシリーズ モジュールタイプ
姿勢が崩れてしまうため、細かく調整ができゆとりをもって座れるウルトラモジュールを選定しました。
外出する前に訪問リハビリの方と車いすのフィッティングを行い、負担なく外出できるよう調整も行いました。 -
FCコキュー君
桜が開花する前、一度試しに外出をした際、前ずれをしていたと聞いた為
体圧分散効果もありながら前ずれを予防できるクッションを選定しました。
お客様の声
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ご本人様、奥様、ケアマネジャー、訪問リハビリの方と一緒に外を歩き桜を見に行きました。
あまり普段は感情を表に出されないご本人様でしたが、その日は桜を見て微笑んでおられ、奥様も嬉しそうな表情をされておりました。
ケアマネジャー様からも多職種連携の上、ご本人・ご家族の希望を叶えるために対応いただきありがとうございますと感謝のお言葉をいただきました。
最後は皆様で一緒に写真を撮り、ご利用者様の笑顔と共に記憶に残る案件となりました。
この記事を書いた営業所員
藤由 沙和
福祉用具専門相談員、福祉住環境コーディネーター2級
株式会社ヤマシタ 三重営業所
電話:059-359-6357 FAX:059-359-6358