課題解決コラム
事例 No.165
自力での外出はできなくなったが、娘と散歩へ行きたい
今回は娘様と散歩へ行きたいという希望を叶えるために選定した車いす及びスロープについて紹介いたします。
ご相談を受けた利用者様は、昔から散歩を日課にされていた女性の方で、天気のいい日には外に出ることを楽しみにされていました。
しかし、脳梗塞により半身麻痺が出てしまい、自力での外出ができなくなってしまいました。
ベッド上での生活が続いており、大好きなお散歩はもうできないと落ち込んでいましたが、もう一度お散歩ができるように車いすとスロープを選定いたしました。
選定した福祉用具
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選定した福祉用具は車いすとスロープです。
マイチルト・コンパクト-3D
リクライニング機能がついた車いすです。
外出先でも使えるように小回りが効くタイプを選定しました。 -
ケアスロープJ
玄関から6段の階段があり、車いすに乗ったままでは外出が困難でした。
娘様が介助しやすいよう、傾斜角度を緩くするために長いスロープを選定しました。
お客様の声
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利用者様には、「好きな時に娘と外出することができ、気分転換になっています。今年は念願の桜を見れて幸せです。」と喜んでいただけました。
娘様からも「母が何より楽しみにしているのがお散歩で、先月はお花見をしながらお散歩に行って来ました。 3年ぶりのお花見、桜を見れて母も喜んでおりました。」とお言葉をいただきました。
この記事を書いた営業所員
大塚 美帆
福祉用具専門相談員
株式会社ヤマシタ 横浜港北営業所
電話:045-476-3054 FAX:050-3153-1344