課題解決コラム
事例 No.360
住み慣れた自宅に戻り、家族と一緒に過ごしたい
ご利用者様:70代女性、ご主人と娘様と同居
長い入院生活を余儀なくされた方の「早く自宅に帰り、家族と一緒に過ごしたい。」という願いを実現できるよう、福祉用具を通して環境整備を行った事例について紹介いたします。
ご病気により半身麻痺が残ったご利用者様。ご家族も、退院後にご自宅で一緒に生活できるか不安をに思われていました。
安全な生活を送れることはもちろんですが、ご家族の負担も軽減できるよう、最適な福祉用具を提案させていただきました。
選定した福祉用具
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選定した福祉用具は移乗用リフトと車いすです。
介護リフト つるべーBセット
ベッド・車いす間の移乗を支援するリフトです。
麻痺が残る状態での移乗をご家族で安全に行うことは難しいため、安全かつ負担軽減を図れるようリフトを選定しました。
使い方が難しいという印象があるかもしれませんが、何度か練習することで初めてでも安全にご利用いただくことができました。 -
ウルトラシリーズ モジュールタイプ 介助用
ご利用者様の体格に合わせて細かく調整ができる車いすです。
麻痺によりご自身で座り直しや身動きをとることが難しいため、細かい調整を行うことで車いす上でも快適に過ごしていただけるよう選定しました。
お客様の声
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ご自宅ではベッド上ではなく座ってご家族と同じ目線で談笑される姿が見られ、ご本人・ご家族ともに「最初は不安だったけど、おかげで安心して生活することができている、ありがとう。」と感謝のお言葉をいただきました。
この記事を書いた営業所員
藤由 沙和
福祉用具専門相談員、福祉住環境コーディネーター2級、福祉用具選定士
株式会社ヤマシタ 名古屋北営業所
電話:052-919-0020 FAX:052-911-5732