課題解決コラム
事例 No.30
理学療法士からのSOS 腕が車いすの肘掛けから落ちてしまう・・・
脳出血による右側の麻痺や糖尿病を患っていらっしゃる重度の利用者様に対しての介護方法に関して訪問リハビリの理学療法士から相談がありました。
使用している車いすで長い時間乗っていると、麻痺している側の腕がズレ落ちてしまうので、福祉用具で何とかならないかという問い合わせでした。
ご使用中の車いすの肘掛けは、幅も狭く長さも短い為麻痺している腕を安定させるには不向きな状況でした。
選定した福祉用具
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選定した福祉用具は、姿勢保持クッションです。
アルファプラウェルピーHC ブーメラン小
身体の姿勢保持や力みや緊張の緩和に有効であり、身体に柔軟にフィットするポジショニングクッションです。また、夏の暑さや湿気にも配慮された肌触りの良さがあり、皮膚トラブルも起きづらいとして選定しました。
お客様の声
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ケアマネジャー様と共にご自宅を訪問し、ご状況をお聞きしました。
「いつも右手が落ちてしまい車いすの車輪に挟まりそうで怖かった。今回このクッションをレンタルしたら右手が落ちなくなり、また肩こりも楽になり安心して日常生活を過ごしています。」とお喜びの声をいただきました。
この記事を書いた営業所員
野澤 秀輔
福祉用具専門相談員、福祉用具選定士、可搬型階段昇降機安全指導員、福祉住環境コーディネーター2級
株式会社ヤマシタ 宇都宮営業所
電話:028-643-5010 FAX:028-643-5025