課題解決コラム
事例 No.118
人とのつながりを作ってくれる車いす
脳梗塞により右半身麻痺があり、自宅ではベッド上で過ごすことがほとんどなご利用者様。ご病気の前は社交的でお話好きの方でしたが、外出機会が減ったことで社会とのつながりがなくなり、閉じこもり気味の生活を送っていました。
ご担当のケアマネジャーさんより、デイサービス導入にあたり安全に外出が行えるよう環境整備をお願いしたいと相談があり、福祉用具について検討しました。
選定した福祉用具
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選定した福祉用具は、車いすと玄関用リフトです。
スキット2
室内外での利用で、スムーズに動作が行える車いすです。
寝室のベッドからデイサービスまでの移動やご家族様での通院を想定しており、コンパクトで小回りが効く商品を選定しました。
ベッドでの移乗の際も肘掛けのはねあげや足置きの取り外しが簡単に行えるため、介助負担の軽減ができる商品です。軽量なため、ご家族様でも軽い力で車への積載が可能となっております。 -
リーチ 電動式 レギュラータイプ
車いす一台分のコンパクトな商品で、スロープが設置できない狭いスペースの玄関でも設置することが可能です。スロープでは勾配がきつく介助者様のご負担が大きいですが、簡単なリモコン操作により電動で昇降が行えるため、負担なく安全に外出することができます。
お客様の声
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ご利用者様より「これまで外出機会が少なく閉じこもり気味だったのが、デイサービスや家族との買い物も楽しんで行けるようになり、少しずつ人とのつながりが増えていきました。車いすとっても助かっています。」と、以前より生き生きとした表情でお話いただけました。
この記事を書いた営業所員
吉村 仁
福祉用具専門相談員、福祉用具プランナー
株式会社ヤマシタ 姫路営業所
電話:079-231-0019 FAX:079-231-0017