課題解決コラム
事例 No.53
食卓で夫婦一緒に食事をしたい
今回は食卓でご夫婦一緒に食事をしたいというご希望を叶えるために選定した手すりについて紹介させていただきます。
ご相談を受けた利用者様は、お子様2人が独立後、旦那様と仲良く2人暮らしをされていました。
しかし、ご病気により右足に麻痺がでてしまい、掴まるものや旦那様の支えがないとご自宅内を安全に歩行移動できなくなってしまいました。
リビングにベッドを設置して寝起きする生活となりましたが、食事はダイニングにある食卓でご主人と共に召し上がりたいとのことで、リビングからダイニングまでの動線に安全に掴まって歩行移動できるよう手すりを選定させていただきました。
選定した福祉用具
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選定した福祉用具は工事不要で設置できる手すりです。
バディーC+クロスバー
設置したい場所が引き戸の前であったため、突っ張り棒タイプの手すり2本をオプションの横手すりパーツで繋ぐことをご提案しました。横手すりパーツは跳ね上げ式となっており、引き戸を開けて人が通行したり物を出し入れする際は跳ね上げることができます。
お客様の声
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ご利用者ご夫妻からは『転倒なく、主人にも大きな負担を掛けずに食卓まで行くことができるようになって良かった』『頻繁ではないが引き戸を開けて通ることもあるので跳ね上げ式になっていて助かる。』とのお言葉をいただくことができました。
ご病気になっても住み慣れたご自宅で以前と変わらない生活を続けていただくため、微力ながらお役に立てて良かったと感じた案件でした。
この記事を書いた営業所員
深江 宗祐
福祉用具専門相談員、福祉住環境コーディネーター2級
株式会社ヤマシタ 世田谷松原営業所
電話: 03-3321-0312 FAX:03-3321-0314