課題解決コラム
事例 No.61
転倒予防を意識した生活を送りたい!
今回は、自宅内を転倒せずに生活したいというご相談をいただいた件をご紹介いたします。ケアマネジャー様も初めてのご利用者様ということで、まずは、一緒に訪問させていただきました。
ご利用者様は軽度のパーキンソン病をお持ちで歩くのが少し大変になってきており、今後転倒しないように対策していきたいということで、室内で使用する福祉用具を選定しました。
選定した福祉用具
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選定した福祉用具は手すりと4点杖です。
ルーツ サイドタイプ
ベッドからの寝起きの動作が大変で何か掴まる所がほしいと仰っており、ルーツサイドタイプをご提案しました。
ベッド下に鉄板を入れる事ができスペースを取りません。起き上がりや立ち上がりに使用ができ、今使用しているベッドに設置する事が出来ます。 -
スタンディ
玄関での靴の脱ぎ履ぎに苦労しているというお話を聞き、スタンディをご提案しました。
玄関の上がり框の昇降で手すりを掴むこともでき、座って靴を履いた際に広い面の手すりで立つこともできます。 -
カーボン四点可動式 スモールタイプ
室内の移動では1本杖などを使ったことがないという事で、初めての方にも使いやすく軽い、支柱部分が可動するカーボン4点可動式スモールタイプを選定しました。
お客様の声
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ご利用者様には「ベッドの起き上がりや立ち上がり、また玄関での段差昇降がとても楽になった。掴める所があると安心感もあり、動作が楽に行える。4点杖も使用する前は歩くスピードがすごく遅かったけど、スムーズに歩けるようになった。これで転倒しないように生活していきたい!」と大変喜んでいただけました。
この記事を書いた営業所員
大塚 史也
福祉用具専門相談員、福祉用具専門相談員、福祉用具プランナー
株式会社ヤマシタ 船橋営業所
電話:047-441-7272 FAX:047-441-7273