課題解決コラム
事例 No.290
一人でもトイレでの立ち座りを安全に
ご利用者様は疾病により下肢筋力が低下しており、毎日のトイレでの立ち座り動作にご苦労されていました。
特に夜間は家族の見守りもなく困っておられました。
ご相談を受けトイレを確認したところ、トイレ内には掴まるところがなく、窓枠に指を引っかけて動作を行っておりました。
そこで、夜間でも安心してトイレで立ち座りができるよう、環境整備を検討しました。
選定した福祉用具
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選定した福祉用具はトイレ用手すりです。
洋式トイレ用スライド手すり
トイレでの立ち座りの際に支持物となるトイレ用の手すりです。
ご利用者様が日中座って過ごす椅子にはひじ掛けがついており、ひじ掛けを掴みながら立ち座りを行っていました。そのため同じような動作が行えるように、ひじ掛けの高さと前後の位置が調整できる商品を選びました。
掴みやすい位置に手すりがあることで、便座からの立ち座りがしやすくなります。
お客様の声
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「こんなに便利な物があるなら早く相談しておけば良かった!安心して立ち座りできる」と喜ばれておりました。
トイレは毎日の動作なので、ご苦労や不安を解消できて嬉しかったです。
この記事を書いた営業所員
安藤 遼介
福祉用具専門相談員
株式会社ヤマシタ 上尾営業所
電話:048-770-3400 FAX:050-3153-0723