課題解決コラム
事例 No.70
自分の力で自分の思うときに外出したい
今回は外出の機会を増やせるよう、電動の車いすを提案した事例をご紹介したいと思います。
ご利用者様は、若いころから車を運転し色んな所へ出かけられる方でした。しかし、ご病気により右足のひざ下を切断し、室内は車いすを使用されるものの、移動の大変さから外出はほとんどしなくなってしまいました。
そこで、ご自身の思うときに外出したいとのご要望から、電動車いすのご相談をいただきました。
選定した福祉用具
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選定した福祉用具は電動車いすです。
WHILL Model CK2
ご自身の力で乗り移りができるよう、ひじ掛けを跳ね上げすることができ、小回りも効く機種を選びました。
見た目もスタイリッシュで大容量のかごがついていますので、買い物の際などにも重宝します。
また、バッテリーが軽量なためご自身での取り外しや充電も行いやすく、外出への精神的・身体的負担を少なくできます。
お客様の声
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後日、利用状況を確認したところ「自分で乗り移りもできるし、好きな時に出かけられるようになったのでとても助かっている」とのお言葉をいただきました。
好きなお店に昼食を食べに出かけられるなど、1ヵ月で120km近く走行されることもあり、表情も明るくなられました。
この記事を書いた営業所員
久保田 和孝
福祉用具専門相談員、福祉住環境コーディネーター2級、福祉用具プランナー、福祉用具選定士
株式会社ヤマシタ 沼津営業所
電話:055-924-2999 FAX:055-924-7091