課題解決コラム
事例 No.213
家族と花見へ出かけたい
今回はご家族と世田谷区の花見スポットへ出かけたいという希望を叶えるために選定した車いすとスロープについてご紹介いたします。
ご利用者様は元々外出をされることがお好きな方でしたが、脳梗塞によりお身体に麻痺が残ってしまいました。
自力での歩行移動が難しくなってしまったことからベッドで過ごす時間が長くなり、筋力の低下とともに外出への意欲も低下してしまっている状況でした。
ご家族様から何とか本人を連れて外出をしたいとのご相談をいただき、車いすとスロープを選定をさせていただきました。
選定した福祉用具
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選定した福祉用具は車いすとスロープです。
マイチルト・ミニ3D
車いすでの座位時間が長くなっても快適に利用でき、かつ車にも載せることが可能なコンパクトなティルト&リクライニング車いすをご提案しました。
頭部を保護するためのヘッドサポート、座位を安楽にするための座クッションも付属しているので、車移動やお出かけなどある程度長い時間でも快適に過ごしていただけると考え選定いたしました。 -
ケアスロープ
玄関外の段差が約15cmあるため、車いすで安全に外へ出られるように段差解消スロープを選定いたしました。
こちらを使用することで女性のご家族様も段差通行時の介助負担が軽減され、安全に外出することができます。
お客様の声
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導入後、ご家族様より「久しぶりに家族一緒に出かけることができ、花見を楽しむことができました。本当に嬉しかった。ありがとうございます!」と、ご本人様からも「久しぶりに孫と外出できた。本当にありがとう。」と喜びのお言葉をいただきました。
お客様の生活をほんの少しでも豊かにするお手伝いができたこと、そして喜びのお言葉をいただけたことで、改めてこの仕事のやりがいを感じました。
この記事を書いた営業所員
峯岸 洋
福祉用具専門相談員、福祉住環境コーディネーター2級
株式会社ヤマシタ 世田谷松原営業所
電話: 03-3321-0312 FAX:03-3321-0314