課題解決コラム
事例 No.47
トイレでの立ち座りをもっと楽にしたい
今回は、トイレでの立ち座りの負担を軽減するために用意した福祉用具と、使い方のポイントを紹介させていただきます。
ご相談を受けたご利用者さまは、両膝が変形性膝関節症、片足には人工関節が入っており、人工関節置換術を行った後から立ち座りが辛くなってしまいました。
そこで、トイレでの立ち座りの負担を軽減すべく、トイレ内の環境整備を行いました。
選定した福祉用具
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選定した福祉用具は自在手すりツインディ水廻り用です。
自在手すりツインディ水廻り用
水廻り環境での転倒リスクの低減や、一連の動作をサポートする手すりです。
力が入れやすい腕の角度やシーンに合わせて、左右とも角度調整ができます。
今回のご利用者様のお宅は、トイレが浴室と同じ空間にあるため水がかかる可能性があること、トイレに対して横につける手すりでは扉にあたってしまうことから、こちらを選定しました。
お客様の声
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後日ご利用状況の確認で「膝を気にせずに立ち座り動作ができるようになって嬉しい」とお聞きし、私も大変嬉しかったです。
この記事を書いた営業所員
菅谷 有花
福祉用具専門相談員、福祉住環境コーディネーター2級
株式会社ヤマシタ 新宿営業所
電話:03-5155-3382 FAX:050-3153-0185