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課題解決コラム

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事例 No.4
「布団からの立ち座りが困難。でもベッドは使いたくない」を叶える昇降座いす

今回ご相談をくださったのは、80代の男性。時折膝に力が入らなくなり、立ち座りができなくなってしまうことのある方でした。
受診しましたが原因は不明。脚気(かっけ)の疑いがありましたが、詳しいことは判明しませんでした。
ワンルームのアパートで独り暮らしをしていて、身の回りのことは全てご自分でこなしていました。しかし立ち座りができなくなることが増えたため、介護保険の申請を行い、ヤマシタへ相談をいただきました。

布団で寝起きをしていますが、立ち上がれない時は台所まで這っていき、シンクに掴まってなんとか立ち上がれます。布団に入るときも、どさっと倒れ込むようにして座っていらっしゃいましたが、立ち上がってしまえば、調子の悪いときでも壁や家具をつたって歩ける状況でした。

当初はベッドの導入を提案しましたが、「部屋が狭いので無理、玄関ドアの目の前にベッドを置くことになってしまうので、みっともなくて嫌だ」とのこと。
たしかに、布団であればお部屋の真ん中に置いたとしても、布団の上を歩けるので(本当は転倒の原因になるので避けてほしいのですが)邪魔にはなりません。しかしベッドを置くとなるとそうはいきません。生活動線を考慮すると、必然的に玄関ドアの真正面にベッドを置くしかなさそうです。

ヤマシタとしては、調子の悪いときでも立ち座りを安全におこなえることと、ご本人の慣れた環境をなるべく変えずに支援することとを目指して、下記の福祉用具をご提案しました。

選定した福祉用具

  • 床面まで下がり、立ち上がりやすい高さまで上がる。電動昇降機能付きの座いす(移動用リフト)

    アシスタンド座いす

    電動で座面が上下昇降し、立ち座り動作を補助してくれる座いすです。この座いすを布団の脇に置いておくことを提案しました。離床するときには、体を起こして座いすまで移動、座ったまま昇降スイッチを押して座面の高さを上げていきます。座面は最大で50cmまで上がります(一般的ないすの高さは42cmほど)。体調に合わせて座面の高さの調整が可能です。お休みになる際には、座いすに腰かけて、一番低い位置(11.5cm)まで座面を下げていきます。下がりきったところで椅子から降りて布団へ入ることができます。

お客様の声

  • 一人暮らしなものですから、何かあっても助けを呼べないのではないかという不安がありました。立ち上がれないから電話に手が届かない。でも、座いすを納めてもらったおかげで、調子の悪いときでも立ち上がることができるようになりました。安心してこのまま暮らせそうです。
    以前寝るときは倒れ込むように布団へ入っていたので、体が床に当たって痛かった。座いすを使えばそのようなこともないので、重宝しています。
    道具があるだけでここまで変わるとは。感謝です。

この記事を書いた営業所員

酒井 良明

社会福祉士、福祉用具専門相談員、福祉用具プランナー管理指導者、福祉住環境コーディネーター2級

株式会社ヤマシタ 世田谷等々力営業所

電話:03-5752-1072 FAX:03-5752-1075

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