課題解決コラム
事例 No.192
集合団地の階段を車いすのまま安全に昇り降り
ご利用者様は集合団地の2階に住んでおられ、ヘルパーさんの付き添いで1階と2階の行き来をしていました。
下肢筋力の低下から介助者の負担も大きくなり、移動手段の見直しを検討することになりました。
選定した福祉用具
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選定した福祉用具は可搬型階段昇降機と車いすです。
階段移動用リフト J-MAX
階段を1段1段昇降することができる移動用リフトと、そこに脱着できる車いすをセットにした商品です。ご使用者の方には車いす(J-COMPACT)に座っていただき、そのままの姿勢で階段を昇降していただきます。工事で手すりを付けたり、設置式のリフトを取り付けることが難しかったため、工事不要で対応できる可搬型階段昇降機を選択しました。
お客様の声
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外出の際は息子さんの操作にて対応いただきました。
導入前や導入当初は、機械仕掛けの商品に不安を感じておられましたが、操作方法にも慣れてくると「筋力をあまり必要としないため、足腰が痛くならずに済む」と喜んでいただきました。
また、階段を1段1段昇降する動きは一定であるため、乗られているご利用者の方も「安心して座っていられる」と仰っておられました。
この記事を書いた営業所員
谷口 順一
福祉用具専門相談員
株式会社ヤマシタ 彦根営業所
電話:0749-24-9010 FAX:0749-24-9011