課題解決コラム
事例 No.98
住み慣れた自宅での生活を諦めたくない
とある突発的な疾患を発症してしまい、長期入院を余儀なくされた60代男性のご利用者様。
今まで通り自宅で生活することを目指し、リハビリに励んでおりました。
ただ、退院後に自宅で生活するためには大規模な環境整備が必要で、入院中に行われた打ち合わせでも「現実的ではない」との意見もありました。
あきらめかけた在宅復帰でしたが、段差解消のためにスロープを複数活用したことで、無事に在宅復帰をすることができ、現在も住み慣れた自宅でご生活されております。
選定した福祉用具
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選定した福祉用具はスロープです。
ケアスロープ
持ち運びが便利で、狭い間口・高い段差に簡単に設置できる最大耐荷重300kgの車椅子用スロープです。素材にこだわり、衝撃に強く安全でありながら従来のスロープに比べ軽量なのが特徴です。
玄関から敷地外に出るのに高さ30cmの段差があるため、車いすに乗ったまま外出ができるように設置しました。
また、介助をするご家族も負担なく利用できるような長さで選定しました。
お客様の声
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「ヤマシタさんが選んでくれたスロープのおかげで、あきらめかけていた在宅復帰が実現し、住み慣れた自宅で生活することができております。次は歩行器を使ってリハビリを頑張り、野球を観に行きたいと思っています。」と喜んでいただけて、私も嬉しかったです。
この記事を書いた営業所員
冨田 晋矢
福祉用具専門相談員、福祉住環境コーディネーター2級
株式会社ヤマシタ 江戸川営業所
電話:03-5612-5073 FAX:03-5612-5074