課題解決コラム
事例 No.128
店番がしたい!車いすでお店と自宅を行き来するには?
ご利用者様の退院にあたり、続けてきた店の店番をしたい、させてあげたいという要望を叶えるため、お店と奥にある自宅をご家族の介助で行き来する方法を考えた事例です。
店と自宅の間には土間のような部分があり、車いす移動の利用者がどう外出するかを検討し、玄関からではなく掃き出し窓から車いすで出入りできるよう、移動用リフトを選定しました。
選定した福祉用具
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選定した福祉用具は移動用リフトです。
リーチ 電動式 レギュラータイプ
土間のスペースがあまりないこと、リフト上で車いすを90度回転する必要があることを考慮して選定しました。必要スペースは90cm×107cmとコンパクトで、40㎝までの段差に対応しています。
ご家族の工夫と、車いすも介助しやすい機種だったこともあり、掃き出し窓からの出入りを可能にしました。
お客様の声
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「リフトがあることで家族の介助で外に出ることができ、店番だけでなく、近所の神社にも散歩に行けています。」と喜んでいただけました。
この記事を書いた営業所員
大橋 由美子
福祉用具専門相談員、福祉住環境コーディネーター2級、社会福祉士
株式会社ヤマシタ 尼崎営業所
電話:06-6430-1511 FAX:06-6430-1512