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介護用品でお悩み解決
事例 No.364
日課の散歩を続けてほしい
ご利用者様:80代男性、要支援の奥様と二人暮らし
今回は、日課の散歩を続けてほしい気持ちと心配だという気持ちで、ご家族が葛藤していた事例を紹介します。
利用者様は定年退職後、毎朝決まった散歩コースを歩くのが日課でした。しかし半年ほど前から認知症の症状が見られ、一か月前には散歩コースを外れ家に帰れなくなり警察に保護されることがありました。
ご本人様はこれまで通り散歩を続けたい意欲があり、奥様も支援したいと思っていましたが、また他人に迷惑をかけるのではないかと心配もありました。
そこで奥様の心配を取り除き、これまで通り散歩を続けれるよう、徘徊感知器を導入することにしました。
選定した介護用品(福祉用具)
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選定した介護用品は徘徊感知器です。
お散歩コール
いつもご主人が持ち歩くカバンにGPS付きのタグを入れておくことで、奥様のスマートフォンでご主人の歩かれた道を見ることができます。
お客様の声
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ご主人がこれまで通りお散歩に行かれる姿を自宅で見守れるようになり、とても安心されておりました。
「散歩にいこうとする夫を引き留めていたこの一か月は、胸が張り裂けそうな思いでした。これからも夫を支えて行きたい。」と誇らしげに話されていた奥様の笑顔が印象的でした。
この記事を書いた営業所員
清水 泰平
福祉用具専門相談員、福祉用具選定士、福祉住環境コーディネーター2級
株式会社ヤマシタ 奈良西大寺営業所
電話:0742-30-2020 FAX:050-3156-3716