課題解決コラム
事例 No.356
転ばず安心して歩いてほしい
ご自宅で転倒してから体が曲がってしまい、歩行の際にふらついてしまうご利用者様。転倒の危険があるため杖や歩行器を使用してはどうかと、ケアマネさんから提案があったそうです。
ご家族も、一人で歩く時にまた転ぶのではないかと不安だったそうですが、どの用具を使えば良いのか分からなくて困っているとのことでした。
そこで歩行状態を確認しながら、安全に屋外歩行できるような歩行器・杖の選定を行いました。
選定した福祉用具
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選定した福祉用具は歩行器と4点杖です。
テイコブリトルスリム
歩行器を使用することで安定性向上をはかるとともに、床からの反力が姿勢保持の補助をし、正しい姿勢で歩行することができました。
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四点可動式オン・オフさん
歩行器と同様に、安定性の向上と正しい姿勢での歩行をサポートしてくれます。
ご家族は歩行器を使用することを希望されていましたが、ご本人様が歩行器導入に対して抵抗感があったため、4点杖もお持ちし試していただきました。
お客様の声
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ご利用者様からは「4点杖は安定してるし、高さも丁度良くて歩きやすい。」と感想をいただきました。
ご家族からも「理学療法士の資格をお持ちの方に、状態を見ながら選んでいただけて安心です。色々聞けてよかったです!」とお言葉をいただき、自分の経験が活かせて嬉しかったです。
この記事を書いた営業所員
長島 加倫
理学療法士、福祉用具専門相談員、福祉住環境コーディネーター2級
株式会社ヤマシタ 中原営業所
電話:044-777-5995 FAX:050-3153-1344