課題解決コラム
事例 No.14
外出して生き生きと過ごしたい
今回ご相談を受けたご利用者様は視力が弱く、色の濃淡ほどしか見分けが付けられないこともあり、室内移動の際も家具などを頼りに伝い歩きをされている方でした。
ご利用者様もご家族様も特に歩行への不安感を日々感じておられたので、外出をサポートする福祉用具をお使いいただくこととなりました。
選定した福祉用具
-
今回選定した福祉用具は、歩行器です。
シンフォニーSPスリム
比較的軽量でコンパクトな歩行器となっており、前輪の角度調整機能がついているためご利用者の歩行状態に合わせて、調整を行うことが可能です。
また座面がついているため外出時に休憩をしながら歩行できることから、この機種を選定しました。
今までは外出してもご家族様に片手を引いてもらいながらの移動でしたが、歩行器を利用し両手でお身体を支える事でより安心感が生まれ、またご家族様も歩行器に手を添えて同じペースで一緒に歩くことが出来るようになりました。
お客様の声
-
後日ご家族様から、「歩行器を利用する事で安心感があり、ご家族様と一緒に近所を散歩することが出来るようになった。以前よりも生き生きとしている。」とご様子をお伺いし、非常にうれしく思いました。
この記事を書いた営業所員
川畑 若菜
福祉用具専門相談員
株式会社ヤマシタ 大阪中央営業所
電話:06-6936-2266 FAX:06-6936-2267