課題解決コラム
事例 No.199
スーパーへのお買い物を続けたい!
ご利用者様は週に2回近所のスーパーへ行き、自分の目で商品を見て購入することが一番の楽しみでした。
これまでは杖をつき片道20分かけて通うことができていましたが、脊柱管狭窄症の悪化により足のしびれが発生してスーパーまでの歩行が困難となってきました。
好きなことができなくなる不安で表情にも元気がなくなっていました。
そこで、一番の楽しみであったお買い物を無理なく続けられるよう、福祉用具により支援を行いました。
選定した福祉用具
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選定した福祉用具は座面付きの歩行器です。
シンフォニーSPスリム
利用目的として、スーパーで買い物した際に一定量の荷を積んで帰りたいと伺いました。脊柱管狭窄症により長距離移動は腰部への負担が大きいため、座面に座って休憩できる商品を選定しました。
きれいな色と柄で、福祉用具への抵抗感が軽減できる点もポイントです。
お客様の声
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導入前は大きな歩行器を押して歩くことに抵抗があったそうですが、いくつか商品を見ていただくと、思っていたより小さくて見た目もおしゃれと大変気に入っていただけました。
実際に歩行器を利用してスーパーまで歩いたところ、途中で腰掛座面に座って休憩ができることがとてもありがたいと仰っていました。
また、ご近所さんと話す機会も増え、笑顔も多く見られるようになりました。
この記事を書いた営業所員
大谷 丈彦
福祉用具専門相談員、福祉住環境コーディネーター2級、福祉用具プランナー、福祉用具選定士
株式会社ヤマシタ 福井営業所
電話:0776-29-7771 FAX:0776-29-7772