課題解決コラム
事例 No.74
AI歩行解析がきっかけで「もう治らない…」から前向きリハビリに!
今回は、脳出血から左半身麻痺となってしまったご利用者様が、AI歩行解析「トルト」をきっかけにリハビリを前向きに取り組むようになった事例をご紹介します。
車いすをレンタル中のご利用者様は、約20年前、脳出血により左半身麻痺の身体状況になりました。その後も何度も転倒が続き、大腿骨を骨折されたりしていた中、追い打ちをかけるように新型コロナウイルスが流行。外出を控えるようになり、リハビリをしなくなってしまいました。
ご本人も、リハビリをしても良くならない、これからは体が悪くなるだけ、という諦めの思いが強い状況でした。
選定した福祉用具
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選定した福祉用具はAI歩行解析です。
歩行解析AIアプリ トルト
歩いている様子を動画撮影するだけ。あとはAIが分析し、ご利用者様の歩容や転倒リスクを測定します。
リハビリスタッフにもトルトの結果を共有することで、トルトの分析に基づいた効果的なリハビリを行うことができます。
お客様の声
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ご利用者様から「これまでは体も悪くなるだけという気持ちでしたが、歩行撮影がきっかけでリハビリを頑張ろうという気持ちになりました。次の撮影ではもっと高い点数を目指したいです!リハビリ回数も週1回から週2回に増やしました!」と意欲的なお言葉をいただけました。
ケアマネジャーさんも、ご利用者様の前向きな変化をとても喜んでくださいました。
この記事を書いた営業所員
西村 徳雄
福祉用具専門相談員、福祉用具プランナー、福祉住環境コーディネーター2級
株式会社ヤマシタ 豊橋営業所
電話:0532-57-6020 FAX:0532-57-6021