課題解決コラム
事例 No.117
ご近所との交流機会を減らしたくない
現在は一人暮らしのご利用者様ですが、長年ご主人の介護をしていた疲労の影響で、脊柱管狭窄症に加えて上肢や体幹を中心に痛みがあり、最近では日常生活動作や家事が少しずつ億劫になっていました。
特に屋外での歩行に不安をお持ちで、近所のスーパーへの買い物やご近所の方との交流機会が減っていることを気にされていました。
そこでご本人・ケアマネ―ジャーさん・訪問リハビリさんと相談し、安心して屋外を移動できる福祉用具について検討しました。
選定した福祉用具
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選定した福祉用具は歩行器です。
ショッピングターン
歩行を補助するハンドルタイプの歩行器です。屋外中心の利用のため、車輪が太く大きい歩行器を選定しました。
歩行時に疲れを感じたら、座面に腰掛けて休憩することもできます。荷物が多く入りスーパーのカゴが設置できる機能もあるため、買い物の際にも活躍します。
お客様の声
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ご利用者様からは「外出の不安が少しずつ減り、ご近所とのお付き合いも以前のようにできるようになってきています。より良く生活できるように助言いただき大変助かります。」とお聞きしました。
ケアマネージャーや他サービスと、チームで協力して福祉用具サービスを提案できた良い機会となりました。
この記事を書いた営業所員
熊本 幸太
福祉用具専門相談員、福祉住環境コーディネーター2級、福祉用具選定士、福祉用具プランナー、社会福祉士
株式会社ヤマシタ 姫路営業所
電話:079-231-0019 FAX:079-231-0017