課題解決コラム
事例 No.193
腰の痛みに負けず、買い物や食事に出かけたい
ご相談を受けたご利用者さまは一人暮らしで、自宅マンション近くのショッピングセンターに歩いて買い物に行ったり、ショッピングセンターにあるレストランで食事をすることを以前からの習慣とされていました。
しかし、脊柱管狭窄症の悪化で腰の痛みが強く歩行も不安定になり、支えがないと立ったり歩いたりが難しく自宅に閉じこもった生活となっていました。
少しずつ痛みが改善してきたため、以前と同じように買い物や食事に出かけられるよう用具の選定を行いました。
選定した福祉用具
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選定した福祉用具は歩行器です。
ピウプレストマム
屋外でも使用可能で、道中で休憩したり荷物も運べるよう座面・鞄付きの機種を選定しました。
自宅マンションからショッピングセンターまでの歩道に、点字ブロックや傾斜などがあるため、歩行器がふらつかないよう前輪があまり回転しない設定をすることができます。
また、マンション住まいのため、エレベーターへの乗り降りや自宅玄関で保管しやすいよう、折りたたんだ際に自立し軽量でコンパクトな点も選定した理由です。
お客様の声
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後日ご利用者様より「道中何度も休憩をしながらではあるが、歩行器でショッピングセンターまで行くことや、レストランで食事することができる日が増えた。また一人で外出できるようになりとても嬉しい。次は歩行器を卒業し、杖で行けるようになりたい。」とのお声をいただき、とても嬉しく思いました。
この記事を書いた営業所員
秋口 沙弥香
福祉用具専門相談員、福祉住環境コーディネーター2級
株式会社ヤマシタ 彦根営業所
電話:0749-24-9010 FAX:0749-24-9011