課題解決コラム
事例 No.83
ベッドに関する負担と不安をWで解決
介護ベッドを活用して日中の離床機会を確保するだけでなく、夜間もご本人と娘様が安心して寝られるように環境を整備した事例をご紹介いたします。
ご相談を受けた利用者様は、加齢による下肢筋力の低下でベッドからの立ち上がりに苦労されており、介護ベッドの高さ調節機能の活用が必要でした。
しかし、夜間など意図せずベッドから落ちてしまう事があり、介護ベッドを使う事による転落の不安を抱えていらっしゃいました。
そこで、日中ベッドから立ち上がる際の負担軽減と、夜間のベッドからの転落の不安解消が両立できるよう、環境整備を行いました。
選定した福祉用具
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選定した福祉用具はラフィオ ポジショニングベッドです。
ラフィオ ポジショニングベッド
床から超低床15㎝までベッドを下げることのできる特殊寝台です。
高さの調節機能や背上げ機能によって立ち上がりを支えるだけでなく、夜間は超低床に設定することでベッドから落ちる不安を軽減し怪我を予防します。
日中は娘様との大切な時間を支え、夜間はご本人と娘様が安心して就寝できるよう選定しました。
お客様の声
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数日後に訪問した際、娘様より「夜間ベッドから落ちることもなく、安心して寝れるようになりました。」と感謝のお言葉をいただきました。
立ち上がりと転落の両問題を解消でき、とてもやりがいを感じました。
この記事を書いた営業所員
髙木 陽平
福祉用具専門相談員
株式会社ヤマシタ 練馬営業所
電話:03-5923-5101 FAX:03-5923-5103