課題解決コラム
事例 No.314
玄関の段差のせいで外出が億劫に…
ご利用者様は膝や股関節の手術をされましたが痛みが残っており、手すりがない玄関框や門扉までの階段をこれまでのように安定して昇降できず、「転倒の不安があって家に閉じこもりがちになっている」とご家族から相談がありました。
賃貸住宅なので工事で手すりを取り付けることができず困っておられましたので、担当のケアマネージャーさんと一緒に訪問させていただき、最適な福祉用具のご提案をさせていただきました。
選定した福祉用具
-
選定した福祉用具は置き型手すりです。
歩行サポート手すり スムーディ 伸縮タイプ
賃貸住宅でも利用できる置き型手すりです。
バリエーションが豊富で、屋外階段や長い玄関アプローチに最適な手すりで、階段昇降時の手掛かりとして安心してご利用いただけます。 -
あがりかまち用たちあっぷ
玄関框に置くだけで利用できる昇降補助手すりです。框の高さにあわせて踏み台を組み合わせることで、膝への負担軽減にもつながり楽に昇降できます。
お客様の声
-
「階段で転倒してからは外出が億劫になり、手すりが欲しいけど借家なので諦めていました。置き型手すりを利用してからは、天気のいい日には気軽に散歩に出かけられるようになり、以前に比べ外出意欲が湧いてきました。」と喜んでいただけて、昇降時の転倒の不安も解消されたと笑顔で話してくださいました。
この記事を書いた営業所員
廉林 淳
福祉用具専門相談員、福祉住環境コーディネーター2級、福祉用具選定士
株式会社ヤマシタ 堺営業所
電話:072-240-1721 FAX:072-240-1723