課題解決コラム
事例 No.323
目が見えなくても、歩いて移動できるようになりたい!
自宅内での移動方法が車いす→歩行器→手すりでの伝え歩きと変化していった事例を紹介させていただきます。
ご相談を受けた利用者様は、退院当初は下肢筋力低下により伝え歩きでの歩行にフラつきがあり、屋内移動も車いすを利用されておられました。その後、懸命なリハビリにより歩行器での歩行ができるようになり、さらに手すりでの伝え歩きが可能になるまで回復されました。
初めて手すりを利用するにあたり、設置場所や用具を検討することになりました。
選定した福祉用具
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選定した福祉用具は手すりです。
バディーC+クロスバー
屋内動線である寝室、トイレ、廊下、リビング、浴室、玄関への往復移動において設置を検討。
全盲ということもあり、今のご自身の歩幅や手が届く位置を確認し、その場所へ設置しました。特に廊下など少し距離がある場所は、直線手すりを取り付けることでより安全に移動できるようになりました。
お客様の声
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ご自身一人で自宅内を歩いて移動できるようになり、入院前と同様の生活を送れることに、本人様もご家族も大変喜ばれておられました。
「身体状況に合わせた用具の提案や検討を一緒にしてもらって、本当に助かりました。ありがとうございました。」とのお声もいただきました。
この記事を書いた営業所員
光本 健太
介護福祉士、福祉住環境コーディーネーター2級
株式会社ヤマシタ 尼崎営業所
電話:06-6430-1511 FAX:06-6430-1512