課題解決コラム
事例 No.335
車椅子の駐車ブレーキを忘れてしまう…
ご利用者様はサービス付き高齢者住宅にお住まいで、車椅子から立ち上がる際にブレーキをかけ忘れてしまうと、ケアマネジャーさんよりご相談をいただきました。ご利用者様は軽度の認知症で、使い方をなかなか覚えられないとのことでした。
今のままだといつ転倒してもおかしくなく、ここで暮らすのも難しくなるのでは…ということで、ケアマネジャーさんと一緒に福祉用具について検討することになりました。
選定した福祉用具
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選定した福祉用具は自動ブレーキ付きの車椅子です。
とまっティ 自走
立ち上がると自動でブレーキがかかるため、万が一のブレーキかけ忘れを防止・対策できる車椅子です。
自走タイプの車椅子としては横幅が53㎝とコンパクトで、狭い廊下での移動にも使いやすいです。
フットサポートも取り外しが可能で、ベッドにより近くまで寄ることができるので、車椅子からベッドへの移乗もしやすくなっています。
お客様の声
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「立ち上がりの時にブレーキをかけ忘れて転倒しかけることが多かったですが、車椅子を変えてから危なく感じることが減りました。」と感想をいただきました。
この記事を書いた営業所員
花野 晃幸
福祉用具専門相談員、福祉用具選定士、住環境コーディネーター2級
株式会社ヤマシタ 大津営業所
電話:077-547-3185 FAX:077-547-3195