課題解決コラム
事例 No.324
気軽に外出するきっかけ
今回は外出するのが億劫になってしまった方に、玄関の置き型手すりをご提案した事例を紹介いたします。
ご相談を受けた利用者様は膝の痛みがあり、床からの立ち座りが大変でした。特に玄関の上がり框の段差昇降時に一旦座って靴を履くこともあり、立ち座りの苦痛が原因であまり外出をしなくなってしまいました。
そこで、気軽に外出していただきたいという思いで玄関の手すりを提案させていただきました。
選定した福祉用具
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選定した福祉用具はあがりかまち用の置き型手すりです。
あがりかまち用たちあっぷ 両手すり
玄関の上がり框が25cmあり、框に座って靴の脱ぎ履きをされておりました。
立つときに掴まる場所がなくふらついてしまうことがあったため、立ち座りの際に安定した姿勢を保持できるよう、工事不要の置き型手すりを選定いたしました。
片手か両手を選ぶことができ、段差の高さに合わせて踏み台をつけることもできます。
お客様の声
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後日お客様より「今までは座って靴を履いていたが、手すりのおかげで掴まりながら立ったまま靴を履けるようになった。外に出るのが楽しくなり、毎日庭に出ています。」とお聞きし、私も大変嬉しかったです。
この記事を書いた営業所員
清水 智也
福祉用具専門相談員
株式会社ヤマシタ 長野営業所
電話:026-286-6166 FAX:026-286-6167