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介護用品でお悩み解決
事例 No.362
黙って外出したらダメだよ
ご利用者様:70代女性、ご主人と二人暮らし
利用者様はアルツハイマー型認知症を患っていましたが、ご主人と二人で仲良く過ごしておられました。
ある日の早朝、ご主人が目を覚ますと奥様の姿が見えず、玄関のカギが開いていて靴も無い。ご主人と、近所に住む息子様が必死に自宅近辺を捜索し、無事に発見できました。
そんな事が起こってしまい、ご主人からケアマネージャーさんへ相談があり、勝手に外出しない方法を一緒に考えることになりました。
選定した介護用品(福祉用具)
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選定した介護用品は徘徊感知機器です。
見守りSENSEα 赤外線タイプ
当初はドアのカギを開けれないようにする方法を考えておりましたが、自宅から外に出る箇所は玄関のみなので必ず玄関を通るという行動から、徘徊感知機器の設置を提案しました。
フロアタイプだと、万が一センサーマットを踏まずに移動した時に反応しないので、赤外線タイプを選定。人が通ると必ず鳴るよう様々な位置で確認し、設置場所を決定いたしました。
お客様の声
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ご主人から「今までは気が張っていたので、夜寝ているようで寝れていなかった。完全に熟睡とまではいかないが、万が一玄関付近へ移動しても音が鳴るという安心感が生まれ、精神的に楽になった。」と安堵の表情でお話いただけました。
この記事を書いた営業所員
山根 宏一
福祉用具専門相談員、福祉住環境コーディネーター2級、福祉用具選定士、福祉用具プランナー、可搬型階段昇降機指導員
株式会社ヤマシタ 奈良西大寺営業所
電話:0742-30-2020 FAX:050-3156-3716